川崎市立病院では臨床実践能力を高めていくプロセスの中で「一人ひとりの看護師が、看護師としての夢を実現する」システムとして、将来を描くために有効とされているキャリアラダーを取り入れています。
先を見据えた退院支援に必要な知識・技術・態度を学び、今後の退院支援に活かす(3年目以上)
受講生の感想
訪問看護ステーションの方に同行して数件のご自宅に伺いました。生活に沿った退院指導や潜んでいるリスクに対しどのようにサポートしていけば良いか考えることができました。
新人実地指導者の役割を理解し、新人看護職員をむかえる準備ができる(ラダーⅢ~Ⅳ)
受講生の感想
新人の頃は出来ない事が多く毎日泣いていた事を思い出しました。講義で「できる人はできない人の気持ちが分からない」と話されていて、私も初心を思い出しながら新人の気持ちを理解し、寄り添って支えたいと思いました。
受講生の感想
リーダーとして求められていることがより具体的にイメージできました。「聞き返し」によるコミュニケーションスキルを学んで、威圧的にならないようにコミュニケーションスキルをもっと身に着けたいと思いました。相手の想いや考えを擦ることから始め、スタッフ一人ひとりの強みを見つけていきたいです。
日々の実践を振り返り倫理的な感性を養う(ラダーⅢ~Ⅴ)
受講生の感想
普段臨床の中で感じている「おかしいと感じた1場面」をグループワークして答えの出ないことが多い倫理的ジレンマへの向き合い方を経験できました。部署でもおかしいと感じた場面について共有していきたいです。